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ウィルス性のイボ(尋常性疣贅)

尋常性疣贅とは?

手や足にできるウィルス性のイボのことを尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といい、ヒト乳頭腫ウィルスの感染によって発症します。 放置しておくと大きくなったり、数が増えたり、足から手、手から足へとうつります。
一般的には液体窒素で治療をしますが、当院では痛みが少ないモノクロロ酢酸を使った治療も行っております。

よく似た疾患に要注意

イボに似た疾患に、たこ(胼胝)、うおのめ(鶏眼・けいがん)があります。
これらは人に移りませんが、治療法が異なるため、正確な診断が大切になります。

よく市販のスピール膏を塗っても治らないと来院される方がいますが、この外用薬が有効なのはたこ(胼胝)のみです。
ウィルスが原因のイボはシート状のものを貼るとウィルスを閉じ込めてしまい、悪化することがあるので注意が必要です。

  • タコ
    タコ
  • ウオノメ
    ウオノメ
  • イボ
    イボ

治療メニュー

保険液体窒素凍結療法

液体窒素(-190度ぐらいの液体)を用いてイボを凍結(凍傷)することでイボ組織を壊死させ、下から正常な皮膚が出てくるのを繰り返し行う治療方法です。2〜3日で黒く変色して、かさぶたと似た状態になり脱落します。下にまだイボ組織が残っている場合は2〜3週間に1回処置します。
場所によっては1〜2回で終わることもありますが、足底など皮膚の厚い部位は6〜8ヶ月ぐらいかかることもあります。

モノクロロ酢酸

モノクロロ酢酸という強い酸を塗布することでイボ組織を腐食させ、イボを壊死させる方法です。2〜3日で白く変色して脱落します。処置は2〜3週間に1回行います。
治療期間は液体窒素より短い印象ですが、部位によっては4〜6ヶ月ぐらいかかることがあります。
モノクロロ酢酸塗布は疼痛が少ないので、液体窒素治療では痛みが強く我慢できない子供さんや、皮膚の厚い部位のイボ治療に適しています。

料金(税込) ¥850〜¥1,000程度
治療期間 2〜3週間に1回

ステリハイド

本来ステリハイドには手術器具を消毒する薬でタンパク質を凝固変性させ、ウィルスの不活性化と殺菌作用があります。液体窒素が痛い、モノクロロ酢酸の治療効果が出にくい方に併用療法として自宅で塗っていただく治療です。
1日に1〜2回イボに塗ります。塗ったところが茶色くなったり痒くなることがあります。

料金(税込) 20cc ¥360
塗布回数 1日1〜2回

CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)

CO2レーザーは、ホクロを除去する時と同じように蒸散(削る)処置を行うレーザーです。しっかりと取り除いてもイボはウィルスが原因なので、少しでも残っていると再発してしまうため、レーザー照射後も液体窒素やモノクロロ酢酸などの治療を継続する必要があります。
また、手のひらや足の裏などの皮膚が厚い部位は皮膚ができるのに2〜3週間くらいかかりますので、その間は傷のある状態になるため、抗生剤入りの軟膏を使用します。皮膚ができたあとも窒素治療やモノクロロ酢酸治療を継続する事が多いです。

色素レーザー

イボの中には血管が含まれているため、色素レーザーを当てることで血管を破壊し、イボ組織に血流を行かせなくする治療です。イボの存在する皮膚の厚さによって効果が出ないことがありますが、照射後は傷になったりしないので日常生活に影響しません。イボを完全になくすというよりは、小さくする目的で行います。