ページ内を移動するためのリンクです。

よくある腫瘍・できもの

体にできる腫瘍やできものにはいろいろ種類があります。
たいていの場合は保険診療が受けられます。

保険粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤は、聞きなれない病名かもしれませんが、誰にでも、体のどこにでもできる、とてもポピュラーな「できもの」です。
原因は体質によるもので、アカなどの老廃物が皮膚の下にできた袋状のものにたまって徐々に大きくなります。

特徴は、できものの中心に黒っぽい点(開口部)が見えること。また、中に溜まった白色粥状のものが特有の臭さを持つことです。
診断の際は、視診、触診(触るとゴロッとしている)に加えて、超音波検査で皮膚の中に袋があるかを確認します。

粉瘤の症状と治療
粉瘤
粉瘤 患部写真

ニキビのようにつぶす行為はNG!

痛くないからといってニキビのように手でつぶしてしまう人がいますが、中身を出すと一見小さくなるものの、中の袋を取り除かない限りは再発します。 つぶす行為自体、細菌感染を引き起こす恐れがあるので厳禁です。

悪化する前に早めの治療を

粉瘤の治療法は、摘出手術するしかありません。
粉瘤は時間とともに大きくなるので、早めに摘出したほうが傷も小さくて済みます。しかし、自壊(袋が自然に破裂)したり、細菌感染を起こすなどして赤く腫れあがってしまうと、治療は大変になってしまいます。

痛くないからといってニキビのように手でつぶしてしまう人がいますが、中身を出すと一見小さくなるものの、中の袋を取り除かない限りは再発します。つぶす行為自体、細菌感染を引き起こす恐れがあるので厳禁です。

治療法

粉瘤の治療法は、一度切開排膿し、炎症が落ち着いてきてから改めて袋ごと摘出する根治手術が一般的です。粉瘤の手術はひとつにつき30分~1時間ほどで、料金は部位・大きさによって変わりますが、3割負担で¥7,000~¥15,000くらいです。粉瘤の癌化は極めて少ないですが、摘出したものは念のため病理検査を行います。

粉瘤は時間とともに大きくなるので、早めに摘出したほうが傷も小さくて済みます。しかし、自壊(袋が自然に破裂)したり、細菌感染を起こすなどして赤く腫れあがってしまうと、治療は大変になってしまいます。

保険脂肪腫

脂肪細胞が大きくなって皮下のふくらみとして観察されるのが脂肪腫です。良性の腫瘍ですが、徐々に大きくなってきます。粉瘤と間違えられることがありますが、超音波検査で違いを診断できます。

治療法は摘出手術となりますが、15センチぐらいの脂肪腫も局所麻酔で日帰り手術ができます。なるべく小さい傷で摘出するように心がけています。

脂肪腫 患部写真
脂肪腫 摘出手術
脂肪腫 手術後経過写真

保険石灰化上皮腫

皮下の腫瘍ですが、石灰のように硬くごつごつした腫瘤で、触るとわかります。「自潰」といって、表面に出てくると疼痛や感染を伴ってくることがあります。

治療方法は摘出手術で、局所麻酔をしてから摘出します。小さいうちに取った方が切開する長さも短く済むので、早目の診断と治療をすることが大切です。

石灰化上皮腫 患部写真
石灰化上皮腫 摘出手術
石灰化上皮腫 手術後経過写真

保険ガングリオン

手の関節の近くに腫瘤として生じます。手の関節の一部が膨らんで触知するものです。吸引による治療が必要で、局所麻酔のクリームを塗布したあと針で内容物を吸引します。吸引するとゼリー状の関節液が引けてきます。吸引後は再発しないようにステロイドの薬を注入します。

保険指粘液嚢胞

指の第Ⅰ関節に出来る腫瘤で、わずかな外傷などから生じると言われています。ガングリオンと似ていて、針を刺すとムチンというゼリー状の粘液が出てきますが、ガングリオンとは異なります。液体窒素で圧抵して治療しますが、軽快しない場合は手術します。