キュアジェット

キュアジェットの特徴と効果

• ■癒着した皮膚組織を
  ジェット気流で断裂

  ニキビあとや傷あとが残った状態が何年もが続くと、皮膚の組織が固く癒着してしまうことがあります（線維化）。
  これによって皮膚が引っ張られると、肌に凹みのある状態になってしまいます。

  

  この状態を改善するのに効果的な治療が、キュアジェットを用いた「マイクロサブシジョン」です。
  針は使わず、特殊なジェット気流で線維化した皮膚組織を切断。皮膚の再生や修復を促進させる効果が期待できます。

• ■有効成分を届ける
  ドラッグデリバリー

  キュアジェットには有効成分を真皮層まで届ける「ドラッグデリバリー」機能があります。これによって線維芽細胞を刺激し、コラーゲンの産生も促進します。

  
  

  「ドラッグデリバリー」は注射によるフィラー注入よりも、ごく少量の薬剤をお肌の広範囲に、なおかつさまざまな深さまで均一に届けることができます。

  

  マイクロサブシジョンとドラッグデリバリーにより、時間の経過とともに肌の凹みが改善。なめらかな肌に戻ることが期待できます。

• ■痛みが少なく、
  金属アレルギーでも安心

  有効成分の注入には針を使用せず、ジェット気流で噴射して注入します。そのため、従来よりも痛みを感じにくくなっています。
  
  また、金属アレルギーの方や、針や注射が苦手な方でも安心して施術を受けられます。

• ■ダウンタイムが最小限

  針を用いずに治療できるということは、肌を傷つけないということです。そのため、施術後の腫れも最小限にとどめられます。施術後に赤みは出ますが、基本的にすぐ落ち着くはずです。
  
  ※ダウンタイムには個人差があります。照射するモードによっても変わります。

• ■2つの照射モードでお悩みに対応

  キュアジェットの施術にはコンタクトモード（接触方式）と、トーニングモード（中空照射方式）という2つのモードがあります。
  
  ノズルを肌に接触させて噴射するコンタクトモードはニキビあと、傷あとのへこみ、シワなどに効果があります。通常、赤みが落ち着くまで1～2週間かかります。
  
  肌から離して全体に噴射するトーニングモードは毛穴やハリ感、小ジワなどに効果があります。このモードのみで噴射した場合は通常、当日～数日以内に赤みが落ち着きます。

使用する薬剤

当クリニックでのキュアジェットの治療には「ジュベルック」という薬剤を使用します。
ジュベルックはポリ乳酸（PDLLA）と非架橋ヒアルロン酸製剤を合わせた注入剤です。
ポリ乳酸にはコラーゲンやエラスチンの生成を継続的に促進する効果があり、非架橋ヒアルロン酸は水を集める効果があるため、肌の保水力がアップします。

注入後は1〜2年かけてゆっくりと体内で分解されるため効果の持続時間が長く、安全性も高いです。

また、肌の保水力アップは比較的すぐに効果が感じられますが、全体的な効果が出るのは施術から2〜3週間後となります。急激な変化がないため、ナチュラルな若返り効果が期待できます。

キュアジェットが効果的な
ニキビの形状

キュアジェットでのニキビあと治療は、「ローリングタイプ」「ボックスタイプ」と呼ばれる形状のニキビあとに有効です。

ご注意

• 妊娠中・授乳中の方、重度の皮膚疾患や感染症のある方、ケロイド体質の方、出血傾向のある方、抗凝固薬を服用中の方、ペースメーカーなど医療用電子機器を使用中の方は施術を受けられません
• 施術当日は激しい運動や飲酒はお控えください。入浴はシャワーのみとし、サウナもお控えください
• 施術後数日は肌が敏感になっているため、日焼け止めやマスク、帽子などで紫外線対策を万全にしてください。洗顔時も強くこすらないようにしましょう
• 接触モード（コンタクトモード）で施術の場合、肌に赤みが出ます。通常1～2週間程度で治ります
• レーザー治療やピーリングなど、肌に刺激を与える施術を直前・直後に受ける場合は間隔を空ける必要があります。事前に医師とご相談ください。