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目のまわりのブツブツ

目のまわりにブツブツとしたできものができることがありますが、同じブツブツに見えても原因や症状がまったく異なることがあります。早めの診察と治療を心がけるようにしましょう。

保険眼瞼黄色腫

眼瞼黄色腫は上まぶたや下まぶたの内側に黄色い斑や盛り上がりとして現れ、放置しておくと次第に大きくなってきます。眼瞼黄色腫の招待はコレステロールの塊です。と言っても、眼瞼黄色腫の血液中のコレステロール値が高いのは症状が出る人の3分の1程度。のこちの3分の2は、血中コレステロール値が高いわけではありません。

治療は、切除縫合する場合とCO2レーザー治療をする場合があります。手術の場合は保険診療となりますが、CO2レーザーの場合は自費診療です。眼瞼黄色腫が大きい場合は二重瞼の手術と同じように瞼全体を切除することもあります。眼瞼黄色腫の病変は深く、眼輪筋の中まで達していることがあるため、CO2レーザーで削る治療をした場合も深く処置をしますが、傷痕はたいてい綺麗に治ります。しかし、いずれの方法も再発の可能性があるので治療法は医師と良く相談して決めましょう。

また、高コレステロール血症のある方は、食事療法や運動療法による生活指導も行います。

CO2レーザーについての詳細は、CO2レーザーのページをご覧ください。

汗管腫

汗を出す管である汗管が増殖し、目の周りに肌色のポチポチした盛り上がりができる症状を汗管腫といいます。思春期以降の女性に多く、放置しておくと数が増えてきます。目のまわりのできものは意外と目立つため、美容的な観点から綺麗に治すことが大切です。

CO2レーザーやエルビウムヤグレーザーで綺麗に取ることができますが、どちらも保険外の治療となります。

エクリン肝嚢胞

夏の暑い時にまぶたの周りにできます。涼しくなると自然になくなるため、特に心配ありません。

保険稗粒腫

直径1~2ミリの白いブツブツ(皮脂の塊)です。角質がたまっている状態です。原因は不明ですが、体質的に出来やすい方がいます。針で取る治療法が一般的で、保険診療となります。クリームまたはテープで局所麻酔を行い、その後針で取ります。傷痕は残りません。

針で取りきれない場合はCO2レーザーで取ることもありますが、その場合は自費診療となります。

脂漏性角化症

目のまわりをはじめ、顔や首、体にできる盛り上がったシミは脂漏性角化症(老人性イボ)といいます。詳しくは老人性イボのページをご覧ください。

保険尋常性疣贅

手や足にできるウィルス性のイボのことを尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)といいます。詳しくはウィルス性のイボのページをご覧ください。