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現在、シワ・たるみ治療の医療機器は高周波を照射する
「ダイヤモンドチップ(ポテンツァ)」や、
「ハイフ(HIFU・高密度焦点式超音波)」
という
テクノロジーを用いた
「ウルトラセルQプラス」「リフテラV」
などがよく知られています。

いずれも人気があり、
当クリニックでも取り扱いのある医療機器ですが、
その違いまでご存知の方はまだ少ないのではないでしょうか。

こちらのページでは、
「ダイヤモンドチップ」と「ハイフ」の価格や効果などの違いや、
それぞれのメリット・デメリットなどを
比較しながら徹底解説しています。
どちらの機器で治療を受ければいいかお悩みの方は、
ぜひ参考にしてみてください!

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院長 今井由典

シワ・たるみ治療にはダイヤモンドチップやハイフ以外にもいろいろあります。どんな治療法が自分に合っているかわからないという方は、お悩みやご希望にあわせて最適な治療法をご提案いたします。
どうぞお気軽にご相談ください。

共通する特徴

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「ダイヤモンドチップ」と「ハイフ」はどちらも針を使わない美容機器です。

糸を入れて釣り上げる手術「スレッドリフト」などのように肌を傷つけることがなく、強い赤みや腫れ、治療跡が残るなどのダウンタイムはほとんどありません。
ヒアルロン酸の注入やボトックス注射などの注射器を使う施術が苦手な方はもちろん、お仕事などでダウンタイムが取れない方、人にわからないようにたるみの施術をしたい方には特にオススメの治療法となっています。

※個人差にもよりますが、当日軽度の赤みが出る場合があります。

ダイヤモンドチップの特徴

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「ダイヤモンドチップ」は美容治療機器の「ポテンツァ」に装着して用いるチップで、2種類のRF(高周波)エネルギーを1ショットで同時に照射することができます。
熱エネルギーを深く伝達させる「モノポーラ」は真皮深層まで、密度の高い熱エネルギーの伝達させる「バイポーラ」は表皮〜真皮浅層まで届くため、浅い層から深い層まで深く均一にRFによる熱エネルギーを伝えることが可能です。

これによって全体的にコラーゲンが収縮し、即時的に肌の引き締め効果が得られます。

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また即時的な効果だけでなく、熱エネルギーを受けた線維芽細胞(せんいがさいぼう)が中長期的にもコラーゲンの増生を促すという効果もあります。

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ポテンツァ

ハイフの特徴

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「ハイフ(HIFU)」は高密度焦点式超音波というテクノロジーのことで、表皮、真皮、皮下組織などのすべての皮膚層や、脂肪層、SMAS筋膜に熱影響を与えます。

皮膚には元来自然治癒能力が備わっているため、熱によるダメージを受け収縮したコラーゲンは修復の過程で新しいコラーゲンを生成。コラーゲンの生成能力がアップすることで肌の元気が復活し、肌を切ったり傷つけたりせずにシワ・たるみなどを改善させる効果が期待できます。
当クリニックには「ウルトラセルQプラス」「リフテラV」という2種類のハイフ機器を用意していて、「リフテラV」は「ウルトラセルQプラス」と比べるとカートリッジがコンパクトなため、顔の細かい部分まで施術がしやすいという特徴があります。

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リフテラV / ウルトラセルQプラス

ダイヤモンドチップ
ハイフ
の違い

続いて「ダイヤモンドチップ」と「ハイフ」の違いについて
比較していきます。

■作用する層の違い
「ダイヤモンドチップ」は肌の浅い層から深い層まで均一に熱エネルギーを伝えることができ、「ハイフ」はリフトアップやタイトニングで最も効果的なターゲットとなるSMAS筋膜や皮下に熱エネルギーを与える仕組みとなっています。
つまり、浅い層にアプローチをかけるのが「ダイヤモンドチップ」で、より深く熱エネルギーを伝えられるのが「ハイフ」ということになります。
■効果が出るまでの違い
皮膚に作用する熱エネルギーは「ハイフ」よりも「ダイヤモンドチップ」の方が大きく、施術直後から皮膚の変化を実感しやすいという特徴があります。
一方で、熱エネルギーを筋膜層まで届かせられる「ハイフ」は長期的に効果を実感しやすいです。
■適している治療の違い
「ダイヤモンドチップ」は表皮から真皮層まで熱エネルギーを均等に照射することができるため、表面の小ジワやたるみ、フェイスラインの引き締めなどに効果があります。
「ハイフ」は深部のSMAS層まで熱エネルギーを集中的に照射できるため、たるみやシワの改善を目的とした施術に適しています。
また、「ハイフ」治療の「ウルトラセルQプラス」では「リニアファーム」という線状照射方式による治療法を駆使して脂肪溶解をおこなうことも可能です。
  ダイヤモンドチップ ハイフ
適している治療 ■小ジワ
■たるみ
■フェイスラインの引き締め
■即効性を求める方
■痛みが苦手な方
■全体的なたるみ
■シワ
■脂肪溶解(ウルトラセルQプラス)
■長期的な効果を求める方
■あまり通院したくない方
■痛みの違い
「ダイヤモンドチップ」は痛みがほとんどありません。 ※個人差があります
「ハイフ」は個人差のほか機種による違いもありますが、多少の痛みと熱を感じる方が多いです。
■推奨照射頻度の違い
「ダイヤモンドチップ」は1回の施術でも効果を感じられることが多いですが、3〜4週間に1回のペースで3〜5回程度は施術を受けていただくことが推奨されています。
「ハイフ」も1回で十分な効果を得られますが、中長期的な効果が期待できるため、「ウルトラセルQプラス」は半年に1回程度を目安とした施術の継続がおすすめです。
「リフテラV」の場合ははじめの3回を1〜2ヶ月に1回程度のペースで、その後は3〜6ヶ月に1回程度のペースでの施術が推奨されています。
■施術料金の違い
当クリニックでの「ダイヤモンドチップ」と「ハイフ」の施術料金は以下のとおりです。
  料金
ダイヤモンドチップ(ポテンツァ) 両頬+あご下(400ショット) ¥33,000
全顔+あご下(700ショット) ¥44,000
追加(100ショット) ¥11,000
ウルトラセルQプラス(ハイフ) 全顔+あご下 ¥77,000
リニアファーム(ハイフ) あご下のみ ¥33,000
リフテラV(ハイフ) 全顔+あご下 1回 ¥33,000
目元のみ 1回 ¥16,500
■こんな方におすすめ!
「ダイヤモンドチップ」と「ハイフ」はそれぞれ作用する層や効果が異なり、一概にどちらが優れていると言い切れないのが大きな特徴となっています。

そのため、理想は長期的な視点で併用をしていくことです。

「ハイフ」の治療を定期的に受けつつ、合間に「ダイヤモンドチップ」を挟んでいくことで、「ハイフ」では届かない浅い層から、「ダイヤモンドチップ」では届かない深い層まで幅広く熱エネルギーを伝達でき、より効果を実感しやすくなります。

もちろん、即効性を重視したい場合は「ダイヤモンドチップ」の施術だけでも十分ですし、中長期的な効果を重視する場合は「ハイフ」の方が施術回数を少なくでき、施術にかかる費用を抑えることもできます。

施術する部位やご希望、ご予算にあわせて最適なプランをご提案いたしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。