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スタッフブログ

頭のほくろは綺麗にとれます!

医師の澤田です。
当院にはほくろ除去のご相談が多く寄せられますが、ほくろは体のさまざまな場所にできます。
特に頭にできたほくろは、櫛で髪をとかすときや洗髪の際に引っかかったり、ぶつけてしまったりして、日常生活で煩わしく感じてご相談にこられる患者さんが多いです。

ホクロ除去には色素沈着、凹み、肥厚性瘢痕や白色瘢痕などのリスクがありますが、頭部のホクロ除去はこれらのリスクが低く、そして傷の治りもはやいのが特徴です。

今回は頭の11mm大のほくろを炭酸ガスレーザーで除去した症例をご紹介します。

 



レーザーの照射によって周囲の髪の毛は一時的に焼けてしまいますが、髪で隠れるため目立ちにくく、あまり心配はいりません。ご自宅ではゲンタシンクリームを塗布していただきます。当日から入浴・シャワー可能ですが強く洗浄してしまうと出血しやすくなりますので、優しく洗いましょう。








レーザーから約2週間で傷はふさがり、髪の毛も生えはじめます。治療部位はあっという間に目立たなくなります。顔のほくろ除去と異なり、テープでの保護や紫外線対策なども必要ないのもメリットです。ご希望の方はまずは診察からになりますので、是非ご予約ください!




♢ホクロ 1mmにつき3,300円 (別途 麻酔1,100円、自費再診料1,650円、ゲンタシンクリーム1,100円)

夏前に脇ボトックスしませんか?

暑い日が増えてきましたね。脇汗が気になる方も多いのではないでしょうか?

病気や薬などの明らかな原因がないにもかかわらず、多量の脇汗がでて日常生活に支障をきたす状態を「原発性腋窩多汗症」といいます。
最近では治療薬も充実しており、エクロックゲル®ラピフォートワイプ®といった塗り薬の処方ができるようになりました。手軽に使える反面、毎日塗る手間がかかることや、痒みといった副作用がでることもあります。

当院では脇にボトックスを注射する「脇ボトックス」を保険適応で行っています。
ボツリヌス菌が作り出すA型ボツリヌストキシンという天然のたんぱく質を皮膚に注射すると、汗の分泌を減らすことが分かっています。1回の注射で効果は4~9ヶ月程度持続するため、夏前にうけると汗をかく時期を快適に過ごすことができます。毎日薬を塗る必要がないため、負担も少ない治療です。

施術は、麻酔クリームを30分塗布後に両脇に各15~20か所程度ボトックスの注射を行います。その後は5分冷却して終了です。

妊娠予定の方や授乳中、全身性の筋肉の脱力などの持病(重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋委縮性側索硬化症など)がある方が施術できません。既往や内服の確認などもありますので、ご希望の方はまずは診察からとなります。脇ボトックスの施術は別日になりますのでご了承ください。

♢脇ボトックス 21,610円(保険適応 3割負担)

帯状疱疹の診断補助にデルマクイック!

医師の澤田です。

皆さんは「帯状疱疹」という病気をご存じでしょうか。これは、子どもの頃にかかった水ぼうそう(水痘)のウイルスが、治った後も神経の一部(神経節)に潜伏し、加齢や疲労、ストレスなどで免疫力が低下したときに、ウイルスが再度暴れだし「帯状疱疹」という形で発症します。

帯状疱疹は皮膚科の中でも痛い病気の一つと言われています。体の左右どちらかに、多数の水ぶくれと赤い発疹が帯び状に出現し、強い痛みを伴います。

診断は、主に帯状疱疹の特徴的な皮膚所見やピリピリとした痛み(神経痛)で9割近くの患者さんの診断に困ることはありませんが、中には皮膚所見が軽度であったり、神経痛がなかったりと、非典型的な症状の場合は診断に困る場合もあります。(湿疹も水ぶくれができたり、症状が強いときは痛みを伴うときがあるからです。)


つい先日も「左肩に赤い発疹ができた」と受診された患者さんがいました。

よく観察すると、赤い発疹の中に小さな水疱が見られ、左肩に痛みもあるとのことから、帯状疱疹の初期と考えられましたが、当院には「デルマクイック」という帯状疱疹の検査キットがあるため使用させていただきました。

検査は水疱をつぶして綿棒で擦って終わりです。5~10分で検査結果がでるので患者さんの負担も少ないです。
結果はやはり陽性。(Cのところに1本だけ線があれば陰性で、CとTの2本に線がでたら陽性です)



帯状疱疹として確実な診断ができ、抗ウイルス薬の内服を開始しています。
こういった検査キットがあることで誤診を防げたり、より確実な診断ができることで患者さんが安心して治療受けれることは大変なメリットがあると感じています。

乳児血管腫(いちご状血管腫)の治療について

医師の澤田です。

当院では近隣の小児科から生後数か月のお子さんのアザの治療についてご依頼をいただくことがあります。その中でも多いのが乳児血管腫(以前は「いちご状血管腫」と呼ばれていました)です。

赤アザとも言われ、未熟な血管内皮細胞が増殖する良性腫瘍です。
乳児の有病率は1.7%で、女児の方が多いと言われています。経過としては、生後2週間程度で徐々に目立ち始め3~5ヶ月ごろに最も大きくなります。 1歳までには退縮しはじめ小学生になるまでにほとんどが消退します。

しかし、血管腫の部位や大きさによっては毛細血管拡張や皮膚のたるみなどが残ってしまう可能性があり、その場合は治療が必要です。

当院では色素レーザー(Vビーム)という乳児血管腫が治療できるレーザーを導入しております。ヘモグロビンの赤い色に選択的に吸収され、その熱エネルギーが熱伝導によって血管壁に拡散し血管壁を破壊することで乳児血管腫を退縮させます。

腰のあたりにある乳児血管腫を色素レーザーで治療した症例写真です。

3回のレーザーを行い、ほとんど消退しました。この後、さらに消退していきますので完全に消えるまでレーザーを照射しなくても大丈夫です。(保険適用となりますので、乳幼児医療証をご提示いただければ、費用のご負担はありません。)


しかし、乳児血管腫が広範囲であったり、目や口、肛門周りなどレーザー治療では厳しい部位などはへマンジオルシロップという治療薬があり、その場合は副作用や全身状態を見ながらの投与になるため大きな病院へご紹介させていただくこともあります。

治療をご希望の方、あるいはご心配な方は、まずは一度診察にお越しください。(当日は診察のみとなりますので、ご了承ください。)



抗酸化作用をもつIC AFジェルをご紹介します

今回はドクターズコスメ「IC AFジェル」をご紹介します。

肌の老化は加齢によるものだけではありません。紫外線、大気汚染、ストレスなどの外的要因によって生じる酸化ストレスが肌にダメージを与え、シワやたるみ・くすみといったエイジングサインを加速させます。

IC AFジェルは強力な抗酸化作用をもつアスタキサンチンとフラーレンが配合され、酸化ストレスから肌を守ります。

アスタキサンチンはシャケやイクラに含まれている赤色の成分で、抗酸化力が強く、さらに抗疲労、抗炎症、免疫強化、持久力強化作用があります。

フラーレンはラジカルスポンジと言われているように持続的に活性酸素を無害化し、酸化ストレスから肌を長時間保護する効果があります。ビタミンCの172倍の抗酸化力を持つといわれています。

これらの高い抗酸化作用をスキンケアに取り入れることで肌の老化を予防しませんか?
テクスチャーはジェルなのでべたつかずこれからの暑くなる時期にもピッタリです。

♢IC AFジェル ¥4,400