ページ内を移動するためのリンクです。

スタッフブログ

手汗にはアポハイドローション

医師の澤田です。

徐々に暑くなり、汗に関するご相談が増えました。手の汗に困っている方も多いのではないでしょうか。手汗で紙がぬれてしまう、人に触れるのをためらってしまうなど日常生活に支障をきたしている方もいらっしゃると思います。
人に相談しづらい悩みだと思います。

明かな原因がないにもかかわらず日常生活に支障をきたしてしまう手汗を「原発性手掌多汗症」といいます。

治療には「アポハイド®ローション20%」という塗り薬があります。


手汗をかく仕組みは、体温が上昇するとその情報が脳をキャッチし、汗を出せ!という指令が交感神経に伝えられます。さらに交感神経からアセチルコリンという伝達物質が放出され、手にあるエクリン汗腺から汗がでます。

このアセチルコリンという伝達物質を抑えてくれるのが「アポハイド®ローション20%」です。

臨床試験では、発汗量が半分に減った患者さんの割合は使用開始1ヶ月で52%、3ヶ月で60%、4ヶ月で72%と有効性が確認されています。

使用方法は1日1回就寝前にお薬を5プッシュだして手のひらに均等に塗り広げます。お薬を塗ったまま就寝し、起床後に手を流水で洗います。お薬を塗布後は特に目や口などの顔、体に触れないようにしましょう。


保険適用3割負担で約710円程度となります。1本で約1週間分が目安です。
発売してから1年経過してない製剤になるため、2本までしか処方できない制限がありますので宜しくお願い致します。

医師の澤田です。徐々に日差しの強い日も増えてきました。
4月から紫外線量が増えますので、より一層紫外線対策は重要です。首や腕、足などの露出部位も忘れずに日焼け止めを塗りましょう!

今回は当院の日焼け止め「ICモイスチャーサンスクリーンEX」をご紹介させていただきます。

紫外線吸収剤不使用、ノンパラベン・ノンアルコール・無鉱物油・無香料で低刺激性の日焼け止めになっています。アトピー性皮膚炎の方にもお使いいただけます。

商品リニューアルによりPM2.5、ブルーライト、近赤外線、乾燥などの外的刺激から肌を保護する成分を配合。
さらにセラミド、プロテオグリカンなどの保湿成分も配合されているので、紫外線対策しつつお肌の乾燥を防いでくれます。

汗・水・皮脂に強いウォータープルーフタイプ、SPF50+、PA++++になっています。
アウトドアにも使えます!

現在、通常価格3,300円が2,310円とキャンペーンしていますので是非試してみてください。

しっかり紫外線対策するのであれば日焼け止めだけではなく日傘もしくは帽子も併用は必ずしましょう。特にクリニックで施術後やシミ治療中は必須です。

医師の澤田です。

みなさん、JMEC(ジェイメック)という会社をご存じでしょうか。
レーザーを中心とする医療機器メーカーで、当院のQスイッチルビーレーザー(シミ取りやアザ治療に使用)もJMEC製品です。

プラスリストアシリーズは、JMECがレーザー治療後の敏感な肌にも安心して使えるように開発されたスキンケア製品です。


レーザー治療は照射して終わりではなく、その後の紫外線・摩擦・スキンケアが治療効果に影響します。治療をより成功に導くために開発されたスキンケアなんですね。

このプラスリストアのクレンジングソープ泡ホームケアは「さわらない」「こすらない」を実現するメイクも落とせる泡タイプ洗顔料です。無香料、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリー、石油系界面活性剤フリーになっています。


摩擦刺激はレーザー後の色素沈着を長引かせたり悪化させるので、ゴシゴシこすって洗顔するのはNGです。

プラスリストアのホームページに洗顔している動画が掲載されています。6~8プッシュでしっかり泡を使って洗顔するため、摩擦が少なく理想の洗顔方法になっています。ぜひ動画をcheckしてみてください。

クレンジングソープ泡ホームケア



今の季節、乾燥や花粉皮膚炎で顔に湿疹がでている方多いです。化粧落としをプラスリストアにかえてみるのもいいと思います。

当院の化粧室に使用できるようにおいてあります。ぜひ使ってみてくださいね。

♢プラスリストア クレンジングソープ泡ホームケア 3,850円

皮膚線維腫

医師の澤田です。

皮膚にできものがあると言われ診察させていただくと、よくみかけるのが皮膚線維腫です。褐色で、mmから2cm程度の大きさをしており、触ると硬くふれます。

真皮という部位に線維芽細胞と膠原線維(コラーゲン)が増生している良性の皮膚腫瘍です。

虫刺されや小さな傷の後できることが多いと言われています。体のどこにでもできますが、四肢に多いです。

治療法は手術のみです。(レーザーではとれません。)

良性であり、自覚症状もないことが多いので気にならなければ経過みていても大丈夫ですよ。

当院では形成外科の今井院長がすべての手術を担当しております。

まずは診察からになりますのでご希望の方はクリニックまでご予約をお願いします。

ケロイド

医師の澤田です。

今日はケロイドの治療例をご紹介します。

ケロイドとは手術やケガをきっかけに、皮膚の治癒過程で過剰な炎症を起こした結果、傷がもとの大きさ以上に盛り上がってしまう病気です。特に耳や、胸、肩にできやすいと言われています。

かゆみや痛みの症状に悩まされたり、見た目が目立つため精神的な負担を抱えている患者様もいらっしゃいます。


胸にできたケロイドの患者様をご紹介します。

ステロイドのテープと月1回のケナコルト注射(ステロイドの注射です)を行いました。ステロイドの抗炎症効果により赤みや盛り上がりが減っていきます。

1年近くかかっていますが、かなり平坦になり目立ちづらくなったと思います。ケロイド治療は時間かかりますが、根気よくやっていけばこのように改善していくこともありますよ。